確立は0.17%

家族でほそぼそボドゲをしています。

23 壁をぬけて/Ab durch die Mauer

人数:2~4人

時間:20分くらい

年齢:7歳~

発売:2019年

デザイナー:Jurgen Adams

評価:私⇒B 相方⇒A

 最近出た新作の『壁をぬけて』を相方と子供と3人でプレイしました。

 ルールは各自のオバケを着飾ってパーティーに参加させるというもの。一番早く全身コーディネートできた人が勝ち。各自手番にできることは、一マス進める・回転台を90度回す・スライドバーを1目盛りスライドさせる。どれか。自分のコマが踏んだところに描かれているパーツを獲得する際には、4つある山札から選び探しに行く必要がある。なければ残念。あれば獲得して身に着けることができる。

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大き目の箱。おばけキャッチのようなポップさを感じる。

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初期配置。普通であればここからだと壁があって動けないオバケ・・・

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下のタイルを回転させることでオバケが動く。

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こんな感じでオバケを着飾っていく。

私「ぎゃー!!回さないで!帽子が取れない!壁を抜けなくていいから!」

相方「ほれほれ。回れ回れ~」

子ども「回れ回れ~」

私「このゲームの目的分かってやっているよね?」

相方「もちろん!台を回したり、スライドを引き抜いたりしてオバケの移動を楽しむんでしょ?」

私「ちがうわ」

子ども「あっ!そろったよ!」

私&相方「はぁ?」

~感 想~

 プレイ感としては非常にライトでとっつきやすいゲーム。オバケは下に磁石があって、スライド式の棒にも磁石があるのでその組み合わせでオバケが面白い様に動くというアイデアがつまったゲームで、初めてオバケがスライドしたときは「これはすごいぜ!」と思わず叫んでしまいました。相手が何を取ろうとしているかも考慮しないと完全なる運ゲーになってしまい、冗長的なゲームになってしますので、ルールは楽なのになかなかゴールできないもどかしさみたいなのは感じてしまいましたが・・・。最初は楽しいですが、ちょっと飽きやすいかもしれないです。

 

 

22 ワードバスケット/Word Basket

人数:2~8人

時間:10分くらい

年齢:10歳~

発売:2002年

デザイン:小林 俊雄

評価:私⇒B 相方⇒A

 国産のボードゲームでワード系ゲームかつおすすめと言ったらこれでしょう。ということで「ワードバスケット」を子供と相方と3人でプレイしました。

 ルールは場に出ている言葉で始まり、自分の手札の言葉で終わる3文字以上のしりとりをして、手札を無くしていくというゲーム。我が家では子供にはハンデとして手札枚数を少し減らしかつ2文字でも可能にしました。

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小箱。デザイン性は・・・察して

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せんたくいた・・・この画像でぱっと思いついたのがそんなもんしか・・・

子ども「さみ!さち!さこ!さい!」

相方「数打てば当たる戦法を取ってきたな・・・」

私「二文字ならではの戦法・・・やる」

相方「三々七拍子」

私「なに?文字数を大いに超過して、自分の語彙力を見せつけるとでもいうのか!」

相方「死体」

私「私の事?私を葬りたいってこと?」

~感想~

 ふだん手軽にできるしりとりをここまで白熱したものに変えることができるアイデアには脱帽。考えていると脳汁がドバドバ出てきて後半しりとりする際には頭がカオスなことになっているのは請け合い。そこまで数をこなしていないので何とも言えないけれど、同じメンツで数をこなしていくとワードがだんだん固定化される気がするので、慣れてきたらハウスルールを導入するかしないと飽きちゃうかな~とは思いましたけどね。面白いですよ。

 

ワードバスケット (Word Basket) カードゲーム

ワードバスケット (Word Basket) カードゲーム

 

 

21 ドブル/Dobble

人数:2~8人

時間:15分くらい

年齢:7歳~

発売:2009年

デザイン:Denis Blanchot/Guillaume Gille-Naves/Igor Poloichine

評価:私⇒A 相方⇒A

 今回はお手軽ボードゲーム『ドブル』を相方と子供と三人でプレイしました。

~ルール~

 各札には様々なアイコン(絵)が描いてあるが、各々の手札でそのアイコンが一つだけ一致するようにデザインされている。それをまぁ当てるのが一般的。今回したのは「あつあつポテト」というルールで、各自札を1枚持ち一斉に裏返した札を捲り、他プレイヤーと一致しているアイコンを宣言してその人の札に重ねる。最後まで残った人が負け。

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正方形厚みのある小箱。カンカンに入ってる円形の手札。真ん中のキャラがかわいい。

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裏からの~

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どれぇぇぇぇぇぇぇえ~~~~!!

子ども「てばけ!」

相方「メガネ!」

私「ぬんふぅ!」

子ども「てばけ!」

相方「雪だるま!」

私「ねんふぅ!」

子ども「てばけ!」

私「べちゃ!!」

子ども&相方「(べちゃって何・・・)」

~感想~

 シンプルな一致探しゲームで面白い。我が家の中では子供も一緒に遊べるかどうかがゲームの面白い基準の一つとなっているが、このゲームは子供も一緒になって遊べるという点においては満点なので、お勧めできる。もちろん最初はある程度のハンデをあげないと反射神経と過去に培った経験の差が出てしまうので、子供は負けるであろうが、慣れてくれば子供の方が圧倒的速さで大人を圧殺し始めるので大人の天下も短いものさ。子供も大満足のSランク。いろんな遊び方もできるのでおすすめ。

 

ドブル (Dobble) 日本語版 カードゲーム

ドブル (Dobble) 日本語版 カードゲーム

 

 

20 キャッチ・ザ・ムーン/Catch The Moon

人数:2~6人

時間:20分くらい

年齢:6歳~

発売:2017年

デザイン:Fabien Riffaud/Juan Rodriguez

評価:私⇒B 相方⇒B

 月を掴むがごとく上を目指してくバランスゲームの『キャッチ・ザ・ムーン』を相方と子供と3人でプレイしました。

~ルール~

 専用のサイコロを振ってその目に従い梯子をかけていく。一つもしくは二つの梯子に触れるように新たな梯子をかけるか。もしくは新たな梯子を一番上になるようにかけていくかの3択。落ちたり崩したりしたら涙の雫を受け取り、一番多く受け取った人が負け。

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正方形の中箱サイズ。デザイン最高にキレイ。

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初期セットアップ。雲に梯子をかけていくイメージで。

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こんな感じでインスタ映えするモニュメントが出来上がる。

子ども「ぬぬぬ・・・はぁ!」

私&相方「おぉ~」

私「ん~。(カラン)あっ・・・」

こども&相方「あぁ!!!やらかした!泣け!ほら泣け!!」

私「これ新手のいじめじゃないですか~」

相方「ほんとに泣かせるときはもっと本気で泣かせにいくから大丈夫」

私「怖すぎるよ・・・」

~感想~

 何度かプレイしている本作ですが、最初は正直あんまりおもしろくないかな~と思っていました。子供の力量に左右される部分が多くて、どうしてもうまくできないから、すぐに崩れてすぐに終わる。そんなことが続いたので、ん~という感じでしたが、今回子供がすごくうまくて1位。相方2位で私が最下位。バランスゲームに絶対の自信を持っていたのに、子供の力量が上がるとここまで面白いのか。というくらいなかなかの良作。ジェンガのように定番化は難しいかもしれないけど、バランスゲームのライトなものを楽しみたいときの一つの選択肢としてGOODな予感。

 

キャッチ・ザ・ムーン 日本語版

キャッチ・ザ・ムーン 日本語版

 

 

19 四国/Shikoku

人数:3~8人

時間:30分くらい

年齢:8歳~

発売:2018年

デザイン:Eloi Pujadas

評価:私⇒C 相方⇒C

 四国のお遍路を題材にしたボードゲーム『四国』を相方と子供と3人でプレイしました。

~ルール~

 勝利目的は2番目に目的地の寺院に近い人が勝ち。一番はダメ。目的地に近づくには手持ちのカードを使用して進むがその際に、進めるのは真ん中の数字を出した人以外のみ。3人の場合だと1か3番目の数値の人。

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一回り小さめの中箱。デザインが幻想郷みたいな不思議な雰囲気。

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初期セットアップ。カードの出し方等はキングドミノに似ている。

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途中経過。この時まではあんまりやっている実感なし。

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終結果。赤コマの勝ち最後の最後で急に白熱する心理戦。

全員「(カード出す)・・・。うん。次」

全員「(コマを進める)・・・。じゃあ次」

~繰り返すこと~幾度か。そして後半~

相方「ん!ちょっとまって2位でゴールが勝ちなんだよね?」

私「そうそう」

子ども「一番だよ!僕は!!」

相方「いや、それでいいと思ったんだけどダメなんだよ!2位でいいの!2位で」

子ども「へっ?」

私「これルールというか勝つ目的を忘れるよね」

相方「しまった~~~!!!」

~感想~

 ということで、勝利条件を純粋な1位と勘違いする人が続出し、いつの間にかルールを把握していた私が勝つという現象に。意外に接戦だったので面白いは面白いんだけど、前半は正直心理戦をする以前にとっとと登らないかん状態なので、カードを出してコマを進めることに始終徹していた気がする。なので白熱したのは終り間際の2ターンくらい。そのためそれまでは冷戦の如く淡々としていたので、正直エンジンかかる前に終わったのでしっくりきていない。面白いんだけどなんだろう惜しい感じの作品でした。

 

四国

四国

 

 

 

18 5本のきゅうり/Five Cucumbers

人数:2~6人

時間:20分くらい

年齢:8歳~

発売:2013年

デザイン:Friedemann Friese

評価:私⇒B 相方⇒C

 ボドゲのデザイナーの中で大御所に位置し変態枠として有名なフリードマン・フリーゼ氏が放つ、トリックテイキングゲーム。でもこれなんかのリメイクらしい。ちゃんと調べなさいよ。って話ですが。ルールは7ラウンド行う、マストフォローなしのトリックテイキング。しかも最後に勝ってしまうと負けというもの。簡単。

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Amigo小箱ってだけで落ち着く。

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最終的にマイナスポイントになるキュウリを5本得ると負け。

相方「ん~」

私「いつになく悩んでるじゃない」

相方「こういうゲームは何を出せばいいか分からなくなる」

私「フィーリングで良いんだよ。フィーリングで」

相方「でも必ず勝ちパターンがあって、論理に基づいて心理戦においても戦力的に行えるはず」

私「んなこといってもね~運もあるから。ほら」

子ども「わーい!また勝った!」

相方「どうやって選んでカード出してるの」

子ども「頭で考えてやってるんだよ」

私「要は適当ですね」

相方「あぁぁぁぁぁ!わかんない!!!」

~感想~

 トリックテイキングの中ではシンプルかつ適度なドキドキ感が味わえて個人的には割と好き。また、基本的には前の人よりも大きな数字を出すのだが、出せない場合に手持ちのカードの一番小さな数字を出す必要があり、バランスというか真ん中に位置するような数字を上手くはけるかが鍵かなと思ってプレイしている。あっているかしらないけれど。相方はその辺の兼ね合いがパニックになるらしくてご不満の様で。そんな相方にも勝ててしまう子供はご満悦の様子。結果として私がまた圧勝でしたが、ゆるく楽しめて好き。でも嫌いな人は嫌いだと思う。トリックテイキングはね。

 

5本のキュウリ 完全日本語版

5本のキュウリ 完全日本語版

 

 

17 ハゲタカのえじき/Raj

人数:2~5人

時間:20ふんくらい

年齢:8歳~

発売:1998年

デザイン:Alex Randolph

評価:私⇒B 相方⇒C

 ボードゲームに興味を持って、おススメや名作を検索すると必ずと言っていいほど出てくるお手軽オークションゲーム「ハゲタカのえじき」。今回はこちらを相方と子供と3人でプレイしました。

 ルールは簡単。場に出たカードを競りで落とす。一番大きなカードを出した人がそのカードをポイントとしてもらえる。ただし、一番高い数字を同じ人間が出した場合、バッティングしてしまった場合は次に大きい人がポイントを得る。

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安定安心のAmigo小箱。ハゲタカがポップ。

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今回は2のポイントの取り合い。低いな。

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私のトータルスコア。マイナスもあるのよ。

(プレイの結果、私の圧倒的勝利。相方は2番目だが子供と大差ない。)

相方「ねぇ。なんでそんなに強いの」

私「ん?ん~と言われても、考えずに適当に出しているだけだよ」

相方「そんなわけないでしょ。勝利方法とか知ってるんでしょ?ほら、出せよ出せよ」

私「一昔のヤンキーじゃあるまいし、そんなせびっても何も出ないよ~」

子ども「出せよ~お菓子出せよ~チョコ持ってるんだろ~」

私「チョコは常備しているけど、渡すわけにはいかない。他のお菓子なら譲ろう」

子ども「わ~い!!お菓子お菓子!」

相方「ちょろすぎる・・・」

~感想~

 シンプルなルールに手軽に味わえるボードゲームしてる感と、ドキドキ感。個人的に初めてプレイしたとき「これは面白い!」とっけこう感動したものだが、どうしたものか、何回かやるとなんだろう。結局ただ出すだけというか・・・もちろんここには駆け引きがあって面白いものだが、何かが欠けているというか。そう。何か物足りなきがする。相方はそれに輪をかけて、負けたことであまりお好みではない様子。ただ、ボドゲに慣れ親しんでいない。これからなにか手軽にやりたい人にはおすすめしたい。お子様でも手軽にはできると思うが、例の如く大人が本気になると思うので、子供が泣くことは覚悟するように。

 

ハゲタカのえじき (Hol's der Geier) 日本語版 カードゲーム

ハゲタカのえじき (Hol's der Geier) 日本語版 カードゲーム