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家族でほそぼそボドゲをしています。

2 アズール/Azul

人数:2~4人

時間:30分くらい

年齢:8歳~

発売:2017年

デザイン:Michael Kiesling

会社:Plan B Games

国:ドイツ

評価:私⇒S 相方⇒S

 

 ボードゲームの良さの一つに、コンポーネントの美しさがあると思う。俗に言うインスタ映えするゲームもかなり多く、そんなインスタ映えするゲームの一つと思えるのがこの『アズール』ではないかと思う。

 ポルトガルアズレージョに魅せられたスペイン王のために王宮の壁の装飾を競うのをモチーフにしたゲーム。中央に配置された壁タイルを取って捨てて、自身のタイル置き場に配置していく。もちろんこんな単純ではなく、細かなルールは存在するもの、やることは基本これだけ。とても単純。

 早速私と相方と子供の3人でプレイしてみる。

 

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正方形の中箱サイズ。箱からしてすでにきれい。

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取ってきたタイルはまずは左に配置し、後に右に正式配置となる。

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途中経過。どんどん置けなくなるジレンマに苛まれる。

 

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終結果。右にならんだタイルの列。ちょっと偏りすぎた。

感想

 

 やることはとても単純なのにとってもジレンマに悩まされる。ここ置きたいけど、多くとりすぎてバーストする。いまこのタイルを取ったら、他のプレイヤーに取られて、多くのポイント取られる・・・。といった様々なジレンマに悩まされて、優先順位をうまく考えながらやらないと、何も得ることなく終わる。まさに二兎追うものは一兎を得ずの状態。このジレンマ感が絶妙で、ルールが簡単だから楽しく悩んでプレイができるように感じた。相方曰く「各々プレイしているようで、自分の行動が他プレイヤーに影響与えるし、それが盤面に見えているから、みんなで常にプレイしている感じが良い」とのこと。

 また、実は我が家はジャイアントアズールを過去にプレイしており、その時の重量感のあるコンポーネントが忘れられず、どうしてもそれと比較してしまうのだが、小ぶりなのは致し方ないが、それでも安っぽさは感じず、綺麗なコンポーネントで満足でした。良いゲーム。とっても。

 

アズール 日本語版

アズール 日本語版