13 ゲシェンク/Geschenkt
人数:3~7人
時間:20分くらい
年齢:8歳~
発売:2004年
デザイナー:Thorsten Gimmler
会社:Amigo
評価:私⇒S 相方⇒A
相手にプレゼントするって難しいですよね。プレゼントって、サプライズでやると相手が望まないものを送る確率が高まるので、結局サプライズのプレゼントは自己満足以外の何物でもないんじゃないか・・・と思うことが多いですが、結局サプライズでやることが多いので反省しなければいけない私です。
ということで、どうぞどうぞゲームのゲシェンクを相方と子供の3人でプレイしました。
ルールは単純で山札に出たカードを引き取るか、いらないかを選択していくゲーム。取るとマイナスになるので取らない方がいいんだけど、それにはチップを払う必要があるので、どこかで取ることになる。どこで取るかがポイント。細かいルールは他にもあるけど、まぁそんな感じ。
相方「・・・」
私「どうしたの?早く決めなよ。チップ置きなよ」
子ども「おきなよ~おきなよ~」
相方「うるさい!わかってる!今考えてるんだから!」
私「だって32とか高いじゃん。チップ払うしか選択肢ないでしょ」
子ども「も~そんなにチップがほしいの~?」
相方「だ~か~ら!いま考えてるの!!」
私「考えても仕方ないよ~どうせ負けるんだから~」
子ども「そうだよそうだよ!」
相方「いいの。人生は勝ってるから」
私「(なんで一番難しいゲームに関してはこの人強気なの・・・)」
~感想~
いや~面白いですね。感覚的にラマとかに近からず遠からずなゲームなんですけど、こっちの方が個人的には好み。3~35の数字が各自1枚ずつあるのですが、そのうち9枚は使わないので、何が抜かれているか分からないランダム要素と、どのタイミングで引き取るかという駆け引きが最高に面白い。また、連番になると、連番の中の一番小さい数字のみマイナスとしてカウントされるので、敢えてカードを取りに行ってついでにチップも回収する。これをどのタイミングでできるかが勝負の分かれ目といったところでしょうか。
相方としても、この駆け引きができること、子供も難なくできることが良かったようで、かなりの高評価。でも。自分は子供とほぼ同率で2位だけど3位みたいなもの。ちなみに私は圧勝。この手は得意なのかもしれない。苦手な相方は「苦手だけど、悔しいけど、このジレンマ感がいい。でもどうやっていいかわからない。勝ち方が全く分からない」とのこと。そのまま悩んでくれると私はずっと優位を味わえるので、悩み続けてほしい。